Phase3 2003-2004
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鹿島 修珠 山口 里美 楊川 悦子 大工舎 宏 松川 真弓
講 演 後 記
日時:平成15年11月28日(金)19:00〜
講師:(株)先駆舎 取締役 ・ 有名塾 事務局長 森脇 達哉
「売れる秘訣!自分自身をマーケティング!」
Power30’s Thirdの第3回例会は、分科会長・松川真弓氏の2回目ご担当の例会でした。今回講師に来てくださったのは、松川氏のボスである木村政雄氏が関係している叶諡舎と有名塾の、両方に関わってらっしゃる森脇達哉氏でした。私も例会当日がご本人と初対面だったのですが、ホームページに掲載しているお写真と、あまりに雰囲気が違うのでびっくりしてしまいました。写真では、やや「サラリーマン風」なのですが、実物は「広告代理店風」の、眼鏡にヒゲのおしゃれなお兄さんという感じでした。ご本人が、ずっとマーケティングに関する仕事をされていた関係から、「売れる秘訣!自分自身をマーケティング!」という題名で講演をしていただけました。

まずは、ご自身の幼少期から学生時代、そして潟}ンダムに入社されるまでの経緯をお話されました。小さいころに日本橋で学んだ商売のノウハウや、学生時代に陸上部の体育会系として過ごされた日々など、今の森脇氏を形成しているであろう様々な体験についてお話ししてくださいました。

次に、ご自身の専門である「マーケティング」についてご説明されました。マーケティングとは、営業に関わる一連の活動を指し、その目的は「競争に勝つこと」と「新たな市場を開拓すること」だそうです。マーケティングは生活者の「不満」から始まり、最後は生活者の「満足」に着地するという流れは、興味深いものがありました。また、マーケティングにおける「STP」(どんな人がいるか:Segmentation、誰に売るか:Targeting、どんなものを売るか:Positioning)についてもご説明されていました。ご自身が実際に開発に携わられた「ギャツビー・洗顔シート」を例に取られて、今までになかった「男性が外で、水を使わずに顔を洗う」という新市場に、「ローションにパウダーを加えてさらさら感を加える」という付加価値をつけて売り出した過程についてもご披露されていました。

そして、潟}ンダム退社後に企画運営をされた有名塾のお話をされました。今回の例会にも数名の有名塾第1期卒業生の方々が来られていましたが、なんだかこちらも有名塾のパワーに押され気味でした。まずはテレビで有名塾が取り上げられたときの模様をビデオで拝見しました。そして、有名塾の開発ストーリーについてお話をされました。有名塾の機能を「基本機能」「付加機能」「差別機能」に分けてご説明され、「差別機能」はやはり、木村政雄さんが関与されているというものが一番大きいとのことでした。また、有名塾の生徒は10代から70代と多岐に渡っていますが、やはり一番多いのは30代だそうです。また、ちょっと以外だったのですが、男女比は62:48で男性の方が多いそうです。実際にビデオでも、中高年のおじさま方が、生き生きと話されていたのが印象的でした。

そして最後には「広告是非論」ともいえる、おもしろい試みをしてくださいました。ただただぼーっと、ビデオから流されるCMを12本程度見たあと、覚えているCMを書き出すように指示されました。少ない人は2本から、多い人は7本まで、記憶に残る度合いは様々ですが、だいたい平均4-5本だそうです。CMとしてテレビから流れる(発信される)ものは125,000回/月で、そのうちの2,700回/月が個人として接触する本数だそうです。でも、実際に個人の記憶に残る(受容される)ものはそのうちたった3.5本/月だそうです。ですので制作する側は、いかに記憶に残るCMを作るかが大命題になってくるようです。そして締めくくりに、森脇氏も関わられていた潟}ンダムのCM集を見せていただきました。

マーケッターの心構えは、「人に興味を持つ」「好奇心を持つ」「ブランドを大切にする」だそうです。これはビジネスにおいても、有名塾のような塾を運営する場合でも、大切なキーワードであることがよくわかりました。講演終了後の懇親会でも引き続き、森脇氏を囲んでの和やかな会話が繰り広げられていました。

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