第1回講演会・懇親会―平成13年8月28日(火)―
記念すべき第1回Power30'sの講演は、土佐尚子氏に感性情報のIT化について、お話し ていただきました。
数多くのビデオを交えてのお話で、映像を随所に見せていただいたので、とてもわか りやすい講演でした。

私も打ち合わせでATRにお邪魔したとき、ニューロベイビーの感情翻訳メールソフト と、無意識の流れという人魚の作品を、実際に体験してきました。映像で見るよりも 体験してみるとさらにわかりやすく、あまりに色々と遊び過ぎて、同行してくれた顧 問の辻阪京子氏とともに、しばらくの間、ニューロベイビーの語り口調が頭から離れ ませんでした。

講演の中で、進化していくニューロベイビー、インタラクティブムービーのロミオと ジュリエット、無意識の流れの人魚、インタラクティブ漫才と、色々な作品を見せて いただきましたが、みなさんはどれが印象に残りましたでしょうか?

インタラクティブ漫才は、今回はちょっと機械の調子が悪かったのもあって、「?」 という感じでしたが、実際うまく合うと大受けのようで、だから吉本興業の竹中功氏 から花月の舞台にという話もあったみたいです。
帰りのタクシーの中で、助手で来てくださっていたATRの梅村元哉氏に、あればどう いう仕組になっているのとお聞きしたところ、人間がしゃべるある単語をつかまえ て、それを聞くとコンピューターが反応し、しゃべるようになっているらしく、うま くいくと自然と会話がかぶさりあうような掛け合いになるようです。
それを先に知っ ていたのなら、もっとがんばって挑戦したのにと、ちょっと後悔です。

土佐尚子氏が研究していらっしゃる、アート&テクノロジーという分野は、私にとっ てはいったい何のことやらという、得体の知れないものですが、それを短い時間です が、わかりやすく説明していただけたのではと思います。
最後にお話いただいたインテリジェンスルームの、暑いと思うだけで空調が調節でき るようなものに代表されるように、いつしか意識しなくても、自然と私達の生活に当 たり前のように存在してくるもの、それがこの分野の研究なのかなと、あっているの かあっていないのかわかりませんが、漠然と理解した気がします。